小山利枝子の作品の核にあるのは「花」のイメージである。花の造形の不思議さに憑かれた作者によって、画面上に浮かび上がる巨大な花弁。それは静かに揺ら ぎはじめ、滑らかにうねり、そしてしばしば色彩の奔流となる。絵画が本来持っていた豊饒で濃密な感覚の世界が、そこに広がっている。
寺門寿明(水戸市立博物館)
2007年10月16日(火) ~10月28日(日) AM 11:00~PM 8:00 ※10月22日(月)は休廊 最終日はPM 3:00閉廊
詳しい交通アクセスは ART WORKS GALLERYのサイトへ
昨年の文化庁海外研修によるオランダ滞在、今年に入りベトナムへ、そして再びヨーロッパへと、異文化との出会いを重ねてまいりました。新しい出会いと旅の 日々から生まれた新作をご覧いただきます。 また、オランダ滞在中に描きましたスケッチなども展示いたしますので、どうぞご覧ください。
小山利枝子